MISSION
社員の「挑戦」と「成長」を
後押しする評価制度を構築する
背景
巴バルブは2020年に理念を刷新しました。理念制定の背景や詳細の思いについては、【理念に込めた想い】をご覧いただければと思います。理念実現のためには、挑戦→成長を繰り返し、世界の課題を解決できる「人と組織」が不可欠です。よって理念制定のタイミングで、「世界の課題を解決できる人材作り」のための評価制度を再構築しました。ここでは、新評価制度の経緯や内容をご紹介します。
挑戦し、自らを変化させる
「世界の課題を解決できる人材作り」のための評価制度再構築をする際に、私たちはどんなメンバーを称賛したいか、巴バルブにとどまらず市場から見て価値が高い人材とはどういう人かの定義から行いました。そして「挑戦をし、成長し続けられる人材」のポイントとして下の2つをキーワードとしました。
KEYWORD
「課題発見力」+「課題解決力」
私たちは、メンバーが挑戦と成長を続け、市場価値を上げていくにはこの2つは不可欠な要素と考えています。なぜなら組織やチームが、現状からより成長をしたい時、ピンチを乗り越えたい時、心強いと感じるのは、「自ら課題を発見し、解決する能力が高い人」だと考えているからです。そしてこの能力は、今後巴バルブに限らず、働く場所の業界業種が変わろうと、必ず必要とされ評価される能力であると思っています。巴バルブを利用して「課題発見能力」と「課題解決能力」を磨ぎ、自分の市場価値を高められた人を称賛する、結果それが給与に反映される。私たちはそんな評価制度を作りました。
日本の給与制度の「当たり前」からの脱却
巴バルブには、「年功序列」や「給与と役職の紐付け」という概念はありません。挑戦をし、自らを成長させるという基本理念のもと、「課題発見力」「課題解決能力」を大切にしたいからです。年齢や性別、人種、に関わらず自分のこれまでの経験を活かし、挑戦を続けるメンバーが、自分自身の市場価値を引き上げた結果を給与として反映したいという思いを持っています。人をマネジメントすることで価値を出す人、技術や専門性を磨き上げてスペシャリストになる人など、自分自身の価値の高め方は多様にあります。メンバーが自分の価値を高める方向性を選択し、そこに向かって挑戦を繰り返す。私たちはキャリア設計の多様性を尊重し、1人1人の可能性を広げることもこの制度の目的としています。
具体的内容
巴バルブは、「仕事は、自分の人生の目標を達成するための手段である」という考えのもと、一緒に働くメンバーが仕事に自分の人生を奪われることなく、1人1人の個性を発揮し、目標を掲げ日々の業務に臨んで欲しいと思っています。そのため私たちは、期初に「仕事における目標(数値目標)」を設定します。その際は自分の望む人生や生活と、仕事の目標(数値目標)が間接的にであってもリンクしているかどうかの確認も行います。仕事の時間が自分自身のやりたいことに繋がっていて、会社にとっても価値あることであるのかを一緒に確認していきます。そして目標が設定された後は、定期的にマネージャーとの進捗面談を実施し、相談や協力を仰ぎます。年末には、期初に掲げた目標に対する自己評価をしマネージャーとの刷合わせを行います。自己評価面談の結果は「人事審議委員会」と呼ばれる会議で審議し、来期に向けた最終的なフィードバックを行います。
個性を活かし、市場価値を高め続けるために巴バルブを活用する
私たちは、世界の課題を共に解決できる人材を育むため、課題発見能力と課題解決能力を持つメンバーを称賛します。巴バルブはいつの時代もこの2つの能力のもと、より良い製品をお客様にお届けしてきました。それはメンバーそれぞれが自分の人生に対する熱量を持ち、業務に臨んできた賜物です。そして上記2つを育むには、1人1人が自分の個性を自覚⇒活用し、巴バルブに限らず市場での価値を高め続けるための目標設定が不可欠です。そして目標へのアクションや成果を評価に反映できるよう、私たちは今後も随時制度に関する意見を吸い上げ、世界の課題を解決する人材育成の手法確立に挑戦します。