MISSION
社員1人1人が、
自分の可能性を広げられる
「働き方」を選択できる
状態を作る
巴バルブは、創業約70年を迎える製造業です。私たちは、バルブ業界屈指の「リモート先駆者企業」であると自負しています。ここでは、リモートワークに対する思いや具体的に取り組んでいることをご紹介します。
背景
巴バルブは、2020年に新たに制定した理念のもと、職場環境づくりのための上記ミッションを設定しました。そしてこのミッションのもと、自分の可能性を広げられる「働き方」を選択できる組織になるため、リモートワーク化を決断しました。
リモートワーク化に踏み切った理由
巴バルブは2020年より、在宅勤務をスタンダード導入しました。1人1人の可能性が広がる働き方を追求するためにリモートワーク化を推進した3つの理由をご紹介します。
①時間を有効活用できる
通勤出社が発生しないことによる最も分かりやすい恩恵として「朝、服を選ぶ時間が無くなる」「髪の毛や身支度をする時間がなくなる」「通勤時間が無くなる」等が挙げられます。日本のビジネスマンは年間244日ほど営業日があり、通勤で往復2時間かかっているとすると、通勤時間往復2時間☓244日=488時間を通勤時間で使っています。これは年間で20日間分の時間を電車やバスの中で過ごしているということになります。私たちはできればその時間を、自分への投資や家族に使って欲しいと考えています。
②業務の効率化が図れる
巴バルブは70年以上の歴史がある会社です。歴史が長くなれば、それだけ業務フローも肥大化します。そこでリモートワーク化を推し進めると、今まではあたり前だった業務の一つ一つの意味や目的を再度考える機会になります。私たちは紙ファイルやFAXや電話や会議など、本当に必要なのかを考え、整理と改善を行いました。結果、会社全体や各部署で業務効率化を図ることができ、より本質的な仕事だけに時間を使うことができ始めています。この波が社内の隅々に行きわたることで、その余白で自分のスキルを上げる社員が増え、結果自分の可能性を広げられると考えます。
③どんな場所でも働ける
巴バルブには幅広い年齢層のメンバーが働いています。育児をしている世代や介護をしている世代もいます。育児のために環境がいい地域に住みたい人も出てくるかもしれない、介護のために実家に帰る必要がある人も出てくるでしょう。その場合、その地域に今までのスキルが活かせる仕事がないかもしれません。しかし、私たちにリモートワークの仕組みがあれば、退職することなく巴バルブでの業務を継続してもらうことができます。
上記の内容をまとめると、「社員が自分のために使える時間を増やし、本質的な仕事に集中した結果スキルと経験を増やし、どんな場所でも仕事を続けることができるようにする」ことが、リモートワーク化に舵をきった理由です。2020年からの数年間は、大きな挑戦の連続でした。コロナウイルスの危機に後押しされる形になっているため、至らない点や考えきれていない点も発生しました。しかしこれは未来への変化のための過渡期にしか過ぎないと、1つ1つ課題と向き合ってきました。その結果、「リモート可能が当たり前」となるメンバーを圧倒的に増やすことが出来ました。最終ゴールである「メンバー1人1人が、自分の働き方・働く場所を選択できること」を目指し、これからもより社員の可能性を広げられる働き方のアップデートを推進します。